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家を建てる前に知らなきゃいけない
木の家 その4 |
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最新の工法ほど、いいんでしょう?
実は違います!
どんなに素晴らしい工法も、外壁の内側にある柱や下地材には室内平衡含水率の木材を使うべきです!
しかし、一般的な工務店は屋外平衡含水率の木材を使っています!?
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だいじょうぶなの!? 国が認めた平衡含水率
では、どうして一般的な工務店は屋外平衡含水率の木材を使うのでしょう?
ズバリ! 国が認めているからです!?
JAS制度をご存じでしょうか?
農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律
JAS法に基づいて、農林水産大臣が制定した
日本農林規格(JAS規格)の検査に合格すると
製品にJASマークを付けることができます。
つまり。国の検査基準をちゃんとパスし
農林水産大臣も認めています。という印です。
JAS規格の基準で安全なの?
JAS規格では含水率15〜20%でも仕上げ材として認めています。
これを室内に使ったら、収縮や変形を起こすのは当たり前。
しかも、構造材は15%を、フローリングは13%を優良材と位置づけています!?
さらに驚くべきは、日本の様々な工事共通仕様書に定義されている含水率ですら
JAS規格通りか、それよりも緩くなっているのです!?
また、JASの含水率表示も当てになりません。
それというのも、明確な計測方法が指示されていないからです。
木材は同じ産地でも1本ずつ含水率は違いますし
さらに1本の中でも計る場所によって変わるのです。
ですから、一番低い含水率を表示しているかもしれないし
何か所かを計った平均値かもしれません。
このあたりががJASの曖昧なところです。
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決断はじっくりと慎重に!
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では、結局どうしたらよいのでしょう?
健康を害することなく、環境にも優しく、
長持ちして、災害にも不安のない価値ある家…
このように満足いく家づくりのためには、冒頭で記したように宣伝や今風なデザイン
などにまどわされないで見極める眼力を育んでください。
材料を選んでください。
そして、それを面倒くさらないでください。
何といってもお客様自身が一生暮らす、大切な家です。
車のようにそう簡単に替えられる物ではないのですから…。 |
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