
家族をやさしくつつむ“郷の家“は床、壁、天井など使用する場所に最も適した超高性能断熱材を
適材適所に使い分けて使用しています。冷暖房費は一般住宅の約1/2になります。

新築にしようか…？それともリフォームにしようか…？

悩む家族のリセット住宅勉強会

まずは「考え方」をリセットしましょう

その６　これも知っておこう。
リフォームにまつわる３つの盲点

部分リフォームの盲点
　その１給排水工事が絡むとコスト高に

タイル張り浴室をユニットバスに変える場合
ユニットバス本体を入れる前に、浴室と接する壁面、たとえば脱衣室との間の壁や外壁にも工事は必要になります。タイル張り浴室のリフォームには、撤去以外にもコストがかかることを覚えておきましょう。
ユニットバスなどの設備機器を自分で仕入れる場合
ホームセンターなどで安く買うことはできますが、性能はそれなりで、さらに「ユニット一式」とあっても、価格は機器のみで工事費は含まれていません。取り付けにあたっては、たとえユニットバスを替えるだけでも大工・設備屋・電気工事屋など新築と同じだけの職人が入って、同じ工程を踏む必要があり、その分、工期もコストもかかります。

依頼先の長所・短所の盲点
　その２誰に頼むかで大きな違い

デザイナーズハウス	ハウスメーカー	工務店
■ 長所 ■ 　　　・最新の技術や流行に強い　　　・個性的な家が出来る　　　・どんな形も自由自在　　　　　■ 短所 ■ 　　　・鉄骨専門、店舗専門など得意分野が　　　　ある反面、不得意な分野もある　　　・デザイン重視で、安全性や施工方法を　　　犠牲にしているところもある　　　・図面は描くが、施工は工務店などに　　　　任せるため、アフターメンテナンスが弱い　　　・仕上がりは結局下請工務店次第	■ 長所 ■ 　　　・アフターメンテナンスは強い　　　・規格の形を作っていくのはうまい　　　・資金計画は得意で、　　　　トータルアドバイス力は高い　■ 短所 ■ 　　　・規格外になるとコストアップになる　　　・営業マンに「アタリ・ハズレ」がある　　　・仕上がりは結局下請工務店次第	■ 長所 ■ 　　　・地元でやっているから、　　　　コミュニケーション能力は一番　　　・いい工務店は熟練の大工を抱えている　■ 短所 ■ 　　　・最新の技術や流行に弱い　　　・資金計画は不得意で、　　　　トータルアドバイス力は低い

構造および地盤の盲点
　その３構造上の３つの制限がある

在来工法で建てた家でも、自由にリフォームできるとは限りません。

そこで構造や地盤についても、できることできないことを知っておく必要があります。

そして、できない場合はどのように対処するかを専門家から提案してもらいましょう。

	①　既存の建物に２階を増築		②　２×４枠組軸工法、鉄筋コンクリート造の壁の移動
	平屋は、設計時に２回増築を想定していないことが多く、たとえ想定していたとしてもそれを現段階で確認することが出来ないため、強度の保証が出来ない建物になってしまいます。対処法　：　どうしても２階を載せたい場合は、　　　　　　　２階を載せる範囲で１階の一部を　　　　　　　解体してから、１階と２階を合わせて　　　　　　　　　　　　増築します。		床板やクロス張替などの仕上げ工事は出来ますが、撤去したい壁が耐力壁なのか非耐力壁なのか区別できにくいため、間取り変更は出来ません。　対処法　：　壁や床は壊すことができないので、　　　　　　　壊さない範囲の工事で　　　　　　　対処するしかありません。　　　　　　　　　　　　　　ただし窓の上下の壁は、耐力上、　　　　　　　支障がないので壊すことは出来ます。　　　　　　　二間続きの壁や、天井から垂れ下がった　　　　　　　垂れ壁も同様です。

	③　既存建築物での地盤改良、基礎工事
	地盤をいじったり基礎工事をする場合は、既存の建物を移設するか、解体しなくてはなりません。移設できたとしてもコストがかなりかかるため、妥当ではありません。対処法　：　既存建物に隣接して、建物を　　　　　　　移設する（曳屋）だけのスペースがあり、　　　　　　　そのコストも負担できるのであれば　　　　　　　不可能ではありません。　　　　　　　結果としてリフォームでは、　　　　　　　建物に対して地震で揺れても壊れない　　　　　　　補強をして対処することになります。

		次は築年数をリセットしましょう
		その５　住むまでと住んでから。　家の価格を整理！

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