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木の質問・疑問に答えるQ&A
★木材には調湿機能があるので結露しないの?
水滴は木材中の毛管内に入り込むので、肉眼ではわかりにくいのですが結露します。
結露とは室内に露出した物の表面温度が低くなり、湿度の高い空気が低い温度の物体に触れると、
その物体の表面に大気中に含みきれなくなった水蒸気が水滴となって付く現象を言います。
確かに、木材には調湿機能があるだけでなく、熱伝導率が小さく、一時的に湿気を蓄える能力があるので、
室内に多くの木材を使用すると、全体としても結露しにくくなります。
しかし、条件が整えば木材表面にも結露するので注意が必要です。
木材表面の湿度が高くなると、最初は吸湿することによって水分を取り込みますが、木材内部の水分が
飽和すると毛管内に水分が凝縮し、やがて結露します。
このとき水滴は木材中の毛管内に入り込むので、結露していても肉眼ではなかなかわかりません。
もちろん、このような状態が長期間続くとカビや腐朽につながる恐れがあります。
そこで、喚気や風通しを良くし、木材表面が常に乾燥している状態にしておくことが大切です。
尚、結露で最も気が付きにくい場所が床下と壁体内です。
信用樹.COM から抜粋 (株式会社 信用樹 代表 黒岩 典生氏)
木の質問・疑問に答えるQ&A
●家に使われている木も生きているの?
●樹齢100 年の木は100 年使えるの?
●含水率150%なんてあり得ないの?
●木材中には異なる種類の水分が存在するの?
●木は本当に呼吸しているの?
●木は乾燥させなくてもいずれ乾くから大丈夫なの?
●乾燥していない木材を使うとどうなるの?
●乾燥具合は水分計で測れば正確にわかるの?
●天然乾燥材は人工乾燥材より優れているの?
●天然(自然)乾燥は木材に優しいの?
●天然乾燥も人工乾燥も乾燥すればどちらも同じなの?
●KD(人工乾燥)材を使えば間違いないの?
●葉枯らし乾燥させればしっかり乾燥するの?
●新月伐採は本当に効果があるの?
●土台にはヒバや桧を使えば安心なの?
●土台は薬剤処理すれば大丈夫なの?
●年輪幅は強度に関係しないの?
●節は強度には影響を及ぼさないの?
●背割りや割れは強度低下につながるの?
●木材の密度は強度指標にはならないの?
●有名産地材なら丈夫で長持ちなの?
●集成材の強度は無垢材の1.5 倍なの?
●集成材でも200 年住宅が建てられるの?
●無垢材は生き物だから割れたり、反ったりするの?
●木材には調湿機能があるので結露しないの?
岡山・倉敷の多くの人に知って欲しい。
本当に価値のある家とは丈夫で、長持ちで、省エネで手に入れやすい価格であるということ。
それが最終的に「エコ」であるということ。それが「郷-SATO-の家」であるということ。
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